私が人生で初めて「バカ!」と言った時のこと

私が人生で初めて「バカ!」と言ったのは車の中で、その車には父と母と兄と私が乗っていました(姉が乗っていたかは覚えてない)。

 

私は兄に対して言ったのだけど、兄の言動より先に父が「そんな言葉、どこで覚えたんだ?」と。

 

私は直感で、しまった怒られる〜と思ったのだけど、間も無く父は「お母さん、家でそんな言葉使ってるのか!」と母を責めました。

 

母は、使ってない、と否定したけれど、父はそれでもなお、母を責めるようなことを言っていた気がする。

 

私にとって「バカ!」は、学校では頻繁に耳にする愛のあるけなし言葉で、私ももれなく友達から習得していて、でも学校で自分から発信したことはなかったんですね。もちろん家でもなかった。

 

けど、なぜかあの時、家族の中で少し悪びれて勇気を出して「バカ!」を使ってみたら、なんとも思いもがけない展開に、とても動揺したのを覚えています。

 

私の言動で、母が父に叱られてしまうことにあの時、気付かされました。

 

そしてどんなに母親が言葉使いや立ち居振る舞いに気をつけていても、学校の友達の影響は大きいということ。

 

私は志村けんのバカ殿も、父に見させてもらえなくて、バカ殿の次の日はいつも学校に行くのが嫌だったなあ。(みんなの話についていけないから)

 

 

家の隣の公園で遊ぶ子供達を見ていて、いろんなことを思い出したので、記録。