おるちゃ

高校の親友が、自分と同じ道を歩んでる。

会社の先輩との距離感が上手く掴めなくて

苦しい。

こんなに苦しいことあるんだって

あの頃、思ってたなあ。

親友から話を聞いていると、

昔を思い出して、

私もとても苦しくなる。

私には、

抜け出すんだよ、ふんばれ、って、

親友の背中を押して、

道を照らしてあげるしかできない。

歩む道を決めるのは本人だし、

実際に足を進めるのも本人だから。

苦しいだろうなあ。

全部はわかってあげられなくても、

想像はできる。

思い出せる。

苦しかったよ、

けど、今、ふんばるしかない。

過ぎたことは変えられない。

消せないし。

忘れようとしても、忘れられない。

そういうものだった。

いっそのこと、ゼロから始めたくなる。

でも、時間は戻らない。

だから、今、地に足つけて、

ふんばるしかないのよね。