瞬きするのも、もったいないくらいの景色。なぜか、息が詰まりそうになる。道の両脇にかき分けられた雪と、その向こうに広がる一面の雪の絨毯に、私の視線は釘付けられて。あまりにも雪が白く眩しくて、少しくらくらした。やっぱり、私、ちゃんと生きてたい。
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